欧米では部屋に複数の絵が飾られていることも、、
小松原ギャラリーについて
よく衣食住といわれますが、日本も、衣と食については、
世界的にもかなりのレベルにあると思います。
住についても、アメニティーやデザイン面ではキャッチアップしてきていますが、
文化的な側面では、まだまだのような気がします。
例えば、欧米の映画などを見ていますと、
部屋毎に複数の絵が飾られていて、間接照明がうまく使われ、
それが部屋に溶け込み、家全体の雰囲気を向上させています。
ああいうのってなかなか日本人にはないセンスで、「さすが欧米人」だなって憧れたりします。
ところが日本では、比較的生活に余裕がある層でも絵画については、
一部屋に複数枚はいうに及ばず、一家に一枚もないご家庭も多いのではないでしょうか。
絵を飾るという行為は、所有欲を満たすだけでなく、
文化を支えるという社会的な幸福感を満たす行為でもあります。
そしてその一枚により、部屋の雰囲気が明るくなったり、落ち着いたイメージになったりとします。
なによりも日々の生活に潤いが与えられるような気がします。
人生の中で最も長い時間を過ごす自宅。
上質な時間を演出するための、ちょっとした贅沢に一枚の絵画はいかがですか？